日常的に使用していたモノが不要になり売却を考えた時の手段としてはリサイクルショップなどで買い取ってもらうのが通常です。
それが自動車だったら中古車屋ですし、ブランド品だったら質屋などで換金します。このときの買取価格というのはどんなに綺麗につかっていても定価の半額以下になってしまいます。
仮に新品同様だった場合でも7割程度の買取率となってしまいます。
このように商品の価値というのは原則として定価よりも下がるものですが、中には例外的に定価よりも高い価格で取引されるものもあります。
そういったプレミア商品というのはほとんど市場に出回ることはなくオークションで取引されることが多くあります。
このオークションというのはその商品に対して最も高い買取価格を提示した人に購入する権利が得られるというシステムで、魚市場などである「せり」と同じ方法での取引となります。
ここ最近では電子マネー専門のオークションサイトがいくつも登場しておりその市場を広げています。
アマゾンギフト券を購入する時は基本的に額面通りでの購入となるのが一般的ですがオークションを利用した場合には定価よりも安く購入することができます。
売り手側としても手持ちのギフト券を希望金額で売りに出すことができるため納得できる金額で取引ができる誰も損することのないシステムといえます。
アマゾンギフト券を売買する仲介サイト
アマゾンギフト券を中心とした電子マネー売買の仲介サイトは現在、5社ほど営業しています。
その特徴としては、
- 一般的なオークションよりも手数料が安い
- 本人確認などの手続きが簡単
- 電子マネーに特化しているため利用者が集中している
などがあり取引件数は日々増加傾向にあります。
こういったオークションサイトの運営会社はその業務内容により古物商の営業許可を取得しており、それに基づき身分証明書などの本人確認の手続きがあります。
そういった部分を見ると一般的な買取サイトと変わらない感じはありますが、大きく異なる点は送金までにかかる時間が大幅に異なります。
買取サイトの場合、初回の手続きでも30分程度で済みますが、オークションの場合は買い手が見つかるまで永遠に待たなければなりません。
すぐに買い手が見つかった場合でも現金化するための時間が必要となり、早くて翌営業日になることがほとんどなのです。
それともう一つ注意しておきたいポイントとして買取相場があるという点です。
この買取相場といのは基本的に直近の取引を参考にすればわかりやすいのですが、95%平均で取引されている時もあれば90%前後で取引される時もあります。
90%前後の時に95%で売りに出してもまず売れることはありません。このような相場の波を見ながら利用しないといつまでも現金化することができませんので注意しましょう。