新幹線の回数券やコンサートのチケットなどを扱っているチケットショップや金券ショップなどがありますが、このようなお店でJCBの商品券やQUOカードなどのプリペイド式のギフカードを額面よりも安く販売しているのはご存知な方は多くいると思います。
こういったお店で商品券を購入するには現金払いでしか買うことはできません。では商品券をクレジットカードで購入することはできないのでしょうか?
金券ショップではクレジットカード決済はできませんが、JCBやVISAのホームページにはギフトカードを販売しているページがあり、もちろんクレジットカードで購入することも可能です。
しかしクレジットカードの利用規約には換金目的による使用は禁止されており、一度に大量にギフトカードを購入したり頻繁にギフトカードばかりを購入することはできないように制限をかけています。
つまりクレジットカード現金化するためのギフトカードの購入はできないということになります。
額面以上の金額で販売されている商品券
最近、インターネット上に古物商の営業許可を受けた正規の金券ショップが存在しています。
googleやYahoo!で「クレジットカード決済 商品券」などのキーワードで検索すると上位に表示されている業者があります。そちらのサイトでは10万円分のJCB商品券を7%増しの10万7,000円で販売しております。
一般の人から見れば額面以上で販売しているギフトカードなんて馬鹿げた話だと思いますが、支払い方法はクレジットカード決済と銀行振り込みから選択することができます。もちろんここで銀行振り込みを選ぶメリットはなくクレジットカード決済がメインとなります。
つまりこちらは主にクレジットカード現金化専用のJCB商品券販売サイトということになります。
現在のJCB商品券の買取相場は95%程度ですので、実質的には88%でショッピング枠の現金化をすることができます。
現行法ではこの現金化方法には違法性はなく、商品券の配送や金券ショップでの換金に時間や手間はかかりますが法律的には安全な方法といえます。
類似したギフト券の販売サイトでクレジットカード決済ではなく楽天ポイントで購入できるギフト券の販売サイトもありましたが、そちらの販売価格は1万円分のギフト券を18%増しの1万1,800円で販売しておりクレジットカードだけでなく、楽天ポイントの現金化に利用することができるようです。
結果的に額面以上の決済金額となってしまうため実質的な買取率は低くなってしまいます。
さらに過去にもこのような額面以上で販売していたサイトがありましたが、相次いで決済のアカウントが停止してしまったため販売の中止を余儀なくされています。
おそらくこのような金券類をクレジットカード決済で販売することは何らかの規約に違反となり弊害を受けている可能性があるということです。
クレジットカードで購入できるアマゾンギフト券
確かに現金化をする場合にはJCBのギフトカードがもっとも高い換金率で取引されています。
しかし、アマゾンギフト券は現在クレジットカードで購入することが可能なギフト券で高い買取率で取引されています。
安全性から考慮した場合、JCBでギフトカードを購入するよりもアマゾンでギフト券を購入する方が確実なのです。
購入方法はとても簡単で送付する方法も実にシンプルなのでこれからのショッピング枠現金化の注目株とされています。
しかし、難点としては現在はまだ電子マネーに関する法整備がされておらず、悪用した詐欺事件なども横行している現状があります。
それによりどのような法律ができてくるかによって今後のこの市場の動きが変わってきます。
憶測ですがアマゾンに規制がかかり、この市場に影響を与えたとしてもそれに代わる電子マネーやデジタルギフトはいくらでもありますので壊滅する可能性は低いと思われます。
しかし、法整備によりクレジットカード現金化のように逮捕される業者が出た場合は衰退することは間違いありません。